本日3月10日は「砂糖の日」だそうです(*^_^*)
「糖」と虫歯は切っても切れない関係にあります。
そもそも虫歯のできるしくみは、
①人間の歯には誰でも常在菌がいます。
②その常在菌に、虫歯の原因のひとつであるミュータンスレンサ球菌や様々な細菌がくっついてきます。
③様々な細菌の集まりがプラーク(歯垢)となります。
④プラーク中の虫歯菌は、お砂糖等の「糖」を食べ、酸を出します。
⑤酸には歯表面を溶かす作用があります。これを「脱灰」といいます。
しかし通常は唾液が酸を中和してくれ、溶けだしたカルシウムやリンを歯表面に戻してくれます。このはたらきを「再石灰化」といいます。
⑥この脱灰と再石灰化のバランスが崩れると、虫歯になってしまいます。
ではなぜバランスが崩れるのか?それは、食生活が大きく関係しています。
3食きっちり決めた時間に食事を摂らず、だらだらと間食を繰り返したり、
常にスポーツドリンクや砂糖入りのコーヒーを飲んでいたりすると、
再石灰化が脱灰に追いつかなくなり、虫歯となるのです。
大切なのは、お砂糖を摂らないことではなく、タイミングです。
甘いものを食べるときは食事のすぐ後に食べたり、間食の時間を決めてそれ以外の時間は食べない、とするだけでも予防になります。
虫歯の原因になりにくい人口甘味料を利用するのも手ですね☆
正しい食生活で、虫歯を予防していきましょう!
澤田