03-3444-7770 ご予約・ご相談などお気軽にお電話下さい
(受付:10:00〜20:00、休診日:水・日・祝日)
LINE予約 お問い合わせ
WEBフォーム

お知らせ

歯の破折2

ブログ『歯の破折』の続きです。

痛みの緩和が得られ、日常生活で痛みを感じることは無くなってくれたようです。

ただまだ根管内は汚染されているので根管治療を施すこととしました。

前回の治療でレジンによる隔壁まで終えています。

当院では仮封はベースセメントを使用しています。

 

1C57434A-619B-43F3-A715-F28C0A16E6C3

ヨードで歯はもちろん器具全体も消毒した事で一部茶色に変色しています。

仮封を外した直後の状態です。

 

F5B17DFD-B602-4BE6-9534-FFC0CFCB5504 B6F46136-E662-48C7-8400-49960E4F20FD

緑の丸のところに根管口があるように見えます。

実際にマイクロオープナーを入れて確認します。

 

EF0B4205-53F6-4E69-92FC-ACCB848E0927

根管口を広げて根管長を測定します。

 

98A7C1B8-AA2F-4987-A6D0-729522CDF5D9

ニッケルチタンファイルという回転器具で一気に根管内を機械的に掃除していきます。

 

 

4C1A9359-4438-47F1-85A5-D6A2BEB98F0C

次亜塩素酸ナトリウムとEDTAを根管内に満たして超音波洗浄します。

 

5C282F5C-5871-4D29-A101-C5FA4D6B3E6E

根管内の清掃が終わった状態です。

 

5CB89F52-5494-4519-B0AC-0C9B622A37B5

根管口がさらに広がりました。

特に悪い所見が無ければ次回に根管充塡出来る状況です。

 

 

CF182857-0DDB-4858-ACD8-10B8BF7FBA51

口蓋根に存在していた破折線を確認します。

 

64D21265-75E9-448F-8F89-CF7B01B9BA86

533D9F49-21E7-4D12-89E0-3E3D640A6BE9

拡大視野にすると幸運にも線が途中で止まってくれています。なんとか歯の温存が出来そうです。

ただ一度破折を起こしたところは自然治癒が望めません。材料に置き換えて少しでも破折の再発を防止するしか手はありません。

また今回は最後方臼歯でさらに日常から咬合力がかかる場所なので注意深く経過を見ていく必要があります。

 

 

 

 

五反田の歯医者-エムデンタルオフィス

日付:   カテゴリ:根管治療